マイブルーはなぜ2020年にコンビニから消えた?販売終了の真相と最新入手方法
2020年、全国の主要コンビニエンスストアのレジ横で急速にシェアを拡大し、一大ブームを巻き起こした電子タバコ「myblu(マイブルー)」。ニコチン・タールゼロという手軽さとスタイリッシュなデザインで愛用者を急増させながらも、ある時期を境に店頭から忽然と姿を消しました。ネット上では「なぜ急に買えなくなったのか」「在庫はもうどこにもないのか」と多くの憶測が飛び交いました。
本稿では、当時のコンビニ展開の実態から、販売元であるインペリアル・ブランズ(旧インペリアル・タバコ・ジャパン)の公式発表、日本市場撤退の決定的な背景までを徹底取材。現在における互換ポッドの流通状況や、愛用者が今選ぶべき最適な代替デバイスまで、客観的データとともに詳しく解き明かします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2020年にコンビニ各社で爆発的普及を見せたmybluは、メーカーの戦略転換により2021年に日本市場から完全撤退した。
- 要点2:ファミリーマート、ローソン、セブン-イレブンでの店頭在庫はすでに払底しており、正規ルートでの本体・純正ポッド購入は不可能。
- 要点3:現在はサードパーティ製互換ポッドや、進化した最新世代の使い捨て・POD型電子タバコへの移行が最も現実的な選択肢。
【2020年の熱狂】コンビニ各社で大ヒットしたmybluの販売状況と実態
2020年におけるmybluの販売状況は、日本のノンニコチンVAPE市場においてまさに頂点を極めていました。2020年4月の改正健康増進法の全面施行に伴い、飲食店やオフィスでの喫煙環境が劇的に変化する中、「タール・ニコチン0mg、煙のニオイなし」を掲げたmybluは、紙巻タバコからの乗り換え組やライト層の心を一気に掴みました。
当時、大手コンビニチェーンの店頭ではスターターキットが税込2,700円前後、専用フレーバーポッド(2個入り)が税込1,080円前後で平積みされ、レジ前の主力商品として大々的にプロモーションが展開されていました。喫煙所の閉鎖が相次いだ都市部のビジネスパーソンを中心に、オフィスワークや在宅勤務時のリフレッシュアイテムとして急速に浸透していった背景があります。

なぜ消えたのか?インペリアルタバコ公式発表に見る日本撤退の経緯と販売終了理由
飛ぶ鳥を落とす勢いだったmybluが日本市場から姿を消した契機は、2021年春に突如として行われたインペリアル・ブランズ・ジャパンによる公式発表でした。同社は2021年6月末をもって日本国内におけるmyblu全製品の販売を終了することを正式にアナウンスしました。
撤退に至った最大の要因は、グローバル戦略の抜本的見直しと、日本市場における加熱式タバコ(IQOS、glo、Ploom等)の圧倒的なシェア伸長にあります。当時の決算資料や業界動向を精査すると、以下の構造的課題が浮き彫りになります。
- 喫煙代替としての定着難:ニコチンを含まない製品特性上、既存の紙巻タバコユーザーの完全移行を促すには吸いごたえ(キック感)の面で継続率が伸び悩んだこと。
- デバイス競争の激化:大手タバコメーカー各社が莫大な広告費を投じて加熱式タバコデバイスの低価格化を進めた結果、競合市場での価格優位性が薄れたこと。
- 世界的な事業ポートフォリオ再編:親会社であるインペリアル・ブランズ(英国)が、投資対効果の高い主力地域・カテゴリへリソースを集中させる経営方針を固めたこと。
これにより、順調に見えたコンビニ流通網の拡大とは裏腹に、早期の国内事業撤退という経営判断が下される結果となりました。
コンビニ取扱店舗の変遷|セブン・ローソン・ファミマの在庫事情とフレーバー展開
全盛期における主要コンビニチェーンでの展開は、各チェーンの客層に合わせた巧みな差別化が図られていました。当時の流通状況と各チェーンの特色を振り返ります。
まずファミリーマートは、mybluの先行テスト販売から全国展開まで最も積極的なパートナーシップを築いており、メンソール系を中心とした豊富な在庫量を誇っていました。一方のローソンでは、女性層や若年層を意識した「マンゴーエプリコット」や「ブルーベリー」といったフルーツ系フレーバーポッドの品揃えに強みを持っていました。セブン-イレブンは一部の地域・店舗での限定的な取り扱いからスタートしたものの、2020年中盤には主要店舗のタバコ什器内に専用スペースを確保するまでに至りました。
しかし、2021年の販売終了アナウンス以降、各チェーンでは順次返品および売り尽くしセールが実施され、同年秋口には全国のコンビニ店頭から在庫が完全消滅しました。現在、大手コンビニの店頭で正規のmyblu本体や純正フレーバーポッドを見かけることは一切ありません。

【徹底比較】マイブルーと後継候補・現行VAPEのスペック検証
mybluを愛用していたユーザーが現在移行すべき選択肢について、性能、ランニングコスト、手軽さの観点から比較検証を行いました。
| 項目・製品タイプ | 詳細・スペック特徴 | 一般的な基準・相場(2026年) | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| myblu(当時の純正品) | POD型/バッテリー350mAh/約300回吸引(1POD) | 本体: 約2,700円 POD: 約540円/個(当時) | 手軽さの先駆け。現在は公式販売終了のため正規入手不可。 |
| mybluサードパーティ互換POD | 既存本体に装着/個別包装/自社調合リキッド | POD: 約150〜250円/個 (ECサイトまとめ買い) | 手元に本体がある場合の延命策。品質にばらつきがある点に注意。 |
| 最新世代ディスポーザブル(使い捨てVAPE) | 充電可能使い捨て/大容量リキッド/2,000〜7,000回吸引 | 本体: 約1,500〜2,980円 (1台でPOD数箱分相当) | 最もおすすめ。コストパフォーマンス、煙量、味の濃さでmybluを凌駕。 |
| 最新POD型オープンシステム | 好みのリキッドを充填/出力調整機能/メッシュコイル搭載 | 本体: 約2,500〜4,000円 リキッド: 約1,000円〜/60ml | ランニングコスト最安。リキッド充填の手間を許容できる層に最適。 |
ポッド互換品と現在の入手方法|ネット通販の落とし穴と安全な選択肢
現在、mybluの純正品は公式オンラインストアを含め完全に流通が停止していますが、Amazonや楽天市場などの主要ECモールでは「myblu互換ポッド」が多数販売されています。これらはサードパーティメーカーが製造したもので、純正バッテリーにそのまま装着して使用できる設計となっています。
しかし、互換品を購入する際には以下のリスクを正しく把握しておく必要があります。
- 液漏れ・通電不良の頻度:純正品に比べ成形精度に個体差があり、リキッドの液漏れによって本体バッテリーをショートさせる事例が散見されます。
- リキッド成分の信頼性:日本食品衛生法に基づく安全基準をクリアしていると明記された国内検査済みの製品を選ぶことが不可欠です。
- 内蔵バッテリーの経年劣化:2020〜2021年に購入したmyblu本体は、リチウムイオン電池の寿命(約300〜500回の充電サイクル)をすでに迎えているケースが多く、十分な蒸気量が得られない場合があります。
フリマアプリ等で高額転売されている「純正未開封ポッド」は、製造から数年が経過しておりリキッドの酸化・劣化が進んでいるため、衛生面・風味の観点から購入は避けるのが賢明です。

【プロの結論】愛用者が選ぶべきマイブルー代替品と失敗しない乗り換え基準
mybluをかつて愛用していたユーザーが、現在の市場で後悔しない製品選びを行うための判断基準を提示します。
向いている選択肢1:利便性と吸いごたえを最優先する人
メンテナンスフリーの快適さを重視する方には、「大容量充電式・使い捨てVAPE」(シーシャバー監修モデルや大手VAPEブランド製品)が最適です。吸引回数が数千回に及び、myblu時代に課題だった「すぐに味が薄くなる」「リキッド残量が分かりにくい」といった不満が解消されています。
向いている選択肢2:圧倒的な低コストと好みの味を追求したい人
月々のランニングコストを紙巻タバコの半額以下に抑えたい方は、「詰め替え式POD型デバイス」への移行を推奨します。最新のメッシュコイル技術により、メンソールの刺激感やフルーツの再現性がmybluと比較して飛躍的に向上しています。
慎重になるべき選択肢:古いmyblu本体をそのまま使い続けること
劣化したバッテリーでの加熱はリキッド本来の味を損なうだけでなく、加熱不足による液跳ねや焦げ付きの原因になります。愛着がある場合を除き、現行世代のデバイスへ完全に切り替えることが最も安全で満足度の高いアプローチです。
【マイブルー コンビニ 2020】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2020年に流行したmybluは現在コンビニで買えますか?
A1:いいえ、買えません。2021年6月末の販売終了に伴い、ファミリーマート、ローソン、セブン-イレブンを含む全国のコンビニから完全に撤退しており、現在の店頭在庫はゼロです。
Q2:なぜmybluはあんなに人気だったのに販売終了したのですか?
A2:製造元のインペリアル・ブランズがグローバル事業の選択と集中を進めたことや、日本市場における加熱式タバコとの競争激化により、十分な継続利益を見込めないと判断されたためです。
Q3:mybluの本体が手元にありますが、現在も使えるポッドはありますか?
A3:Amazonや楽天市場などのECサイトで「myblu互換ポッド」としてサードパーティ製品が販売されています。ただし純正品ではないため、液漏れリスクや本体のバッテリー寿命には注意が必要です。
まとめ:マイブルーが残した教訓と最新のVAPEライフ最適解
2020年のコンビニを席巻したmybluのブームは、日本のユーザーに「ニコチンフリーの手軽なリフレッシュ」という新たな選択肢を定着させる大きな契機となりました。突然の日本撤退は多くの愛用者に衝撃を与えましたが、電子タバコ市場のテクノロジーは着実に進化を遂げています。
現在では、myblu以上の煙量、クリアなフレーバー再現性、そして優れたコストパフォーマンスを持つデバイスが多数登場しています。過去のデバイスに固執することなく、自身のライフスタイルに合った最新のVAPEデバイスを選択することが、快適で安全なVAPEライフを続けるための最良の道と言えます。 (出典: マイブルー コンビニ 2020(Yahoo!ニュース))